2011年の東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)が記憶に新しいけど、津波(つなみ)はとにかくキケン!たとえ小さいからと言っても油断しては大変なことになるよ。
「地震の大きさ」と「津波の大きさ」は『必ずしも比例していない』ため、あまり揺れなかったからといっても注意が必要です。
津波をふつうの波と思ったら大間違い!
波は、一つ一つが分かれているんだけど・・・
津波は、ずーっと後ろまでつづいていて、たとえ高さが同じでも水の重さ「威力(いりょく)」がぜんぜん違うんだ。(※簡易的なイメージです)
普通の波が「カステラ一切れ(ひときれ)」だとしたら、津波は「カステラ一本(いっぽん)」というイメージ。
・・・おなかこわしちゃうね。
2(m)×波長数(m)×0.5×約0.5×海岸の距離(m)で、海岸1mに押し寄せる波の水量は波長3mとして1.5m3(=1500リットル)、ドラム缶数本分である。一方、2(m)×波長数十km(m)×0.5×0.5×海岸の距離(m)で、海岸1mに押し寄せる津波の水量は波長10kmとして5,000m3(=5,000キロリットル)、競泳用プール2つ分となる。
引用元 Wikipedia
それに津波は海をわたって届きます。なんと地球の裏側からでも届くんだよ!だから地震がないからといって油断できないので注意が必要です。
1960年5月23日の「チリ」で発生した津波は、22時間半かけて沖縄(おきなわ)に届き大きな被害を与えました。「チリ地震津波(ちりじしんつなみ)」と命名されました。
気象庁においては、予想される津波の高さに合わせて、津波警報等は以下の2区分3種類が発表される。なお、報道では「大津波の津波警報」は気象庁の会見で用いられることがあるが、報道ではかえって分かりづらいと考えて“大津波警報”を俗称として使用している。
津波警報 | 大津波 | 高いところで3m以上の津波(発表される津波の高さは3m、4m、6m、8m、10m以上の5種類) |
津 波 | 高いところで1m〜2m程度の津波(発表される津波の高さは1m、2mの2種類) | |
津波注意報 | 津波注意 | 高いところで0.5m程度の津波(発表される津波の高さは0.5mの1種類) |
津波警報(つなみけいほう)を聞いたら海を観に行ったりせず、速やかに沿岸(えんがん)からはなれましょう。