阪南市 寛永15年建立 波太神社
阪南市 波太神社・鳥取神社・厳島神社
今回は阪南市石田、かの織田信長が紀州征伐の際に本陣を置いたといわれる波太(はた)神社をご紹介いたします。
波太神社の末社三神社本殿は、寛永15年(1638年)の建立で国の重要文化財に指定されています。宮内にある樹木の巨大さが歴史を物語っており優美な佇まいです。毎年10月に阪南市の神輿を曳行する秋祭り『神輿渡御(みこしとぎょ)』が行われ、拝殿前にある7段もの石段を物ともせず豪快に曳き入れるのが目玉だそうだ。
宮内には鳥取戎神社と厳島神社も奉られていた。鳥取神社の献灯や鳥居は平成元年奉献とまだ新しいようだ。厳島神社は公式ページによると市杵島(いちきしま)神社とのことだが、立て札には厳島神社と書かれており詳細は不明だった。
この波太神社を訪れて驚いたのが宮内の片隅で大勢がバーベキューをしていたこと。食欲をそそる香りと楽しげな笑い声はこの静観な雰囲気には似つかわしいとは言いがたいが、神社にはごみひとつ落ちていない事や子どもたちが楽しくボール遊びをしていたりと地域住民の貴重な交流の場となっているのだと感じ取れた。
阪南ICを降りてすぐの交差点を左折して257号線を2分ほど進むと左手に見えてきます。泉南イオンモールや泉南さとうみ公園などへ行かれる際に訪れてみてはいかがでしょうか。
阪南市 波太神社
住所:大阪府阪南市石田167-1
施設情報
入場無料
専用駐車場あり