紀の川市桃山町 桃源郷運動公園~秘文の滝(雄滝雌滝公園)
紀の川市 桃源郷運動公園(花見の丘・芝生広場)~秘文の滝(雄滝雌滝公園)
今回は、桃源郷運動公園(花見の丘・芝生広場)から秘文の滝をご紹介いたします。
桃の有名な産地、桃山町にある市営の運動公園です。競技場面積が約30,000㎡を有し、平成17年に完成の新しい施設です。和歌山期待のJリーグ候補、アルテリーヴォ和歌山もここを活動の拠点にしているとか。運動場のすぐ横には併設の芝生広場を一望できる花見の丘があり、広大な敷地を一望できます。(芝生広場の周りには運動公園らしく脚に負担の少ない材質を使ったジョギングコースになっていた)このジョギングコースから秘文の滝へ行けるルートがあります。
紀の川市桃源郷ハーフマラソン、天皇杯全日本サッカー選手権大会(2011年)、関西サッカーリーグに使われているようです。秘文の滝はむかし雄滝雌滝公園という名称で、桃源郷運動公園とは繋がっておらず、ここまで整備された公園ではありませんでした。詳しくは後述の10年昔コーナーにて。
秘文の滝入口には「学習体験館 桃りゃんせ夢工房」があります。桃染め、桃ジャム、桃コンニャクなど桃の産地ならではの学習体験ができます。所々に桃の販売所があり、どこも大盛況だったのが印象的でした。他府県の車も多く、さすがは桃山町だ、と地元民でもないのに誇らしげに思ってしまう。
秘文の滝(旧名:雄滝雌滝公園)の10年昔
筆者は12年前に訪れたことがあったのだが、その時とは吊り橋や遊具だけではなく歩行ルートまで変わっていたので驚いた。当時は桃りゃんせ夢工房もなく、入口の待合室はトイレだった。吊り橋は木製で今にも崩れそうなほど頼りなく、うっそうとした雰囲気と相まって探求心がくすぐられたものだ。川と平行して通路があり、簡単に降りられる構造だったのだが、昨今の危険意識の過熱により変更せざる負えなくなったのだろう。一番奥の遊具へ辿り着くと高さ4mはあろう巨大な桃姫の遊具と小動物たちの遊具があり、真っ昼間の晴天なのにここだけ異様に薄暗く、これがまた恐怖をそそった。街灯も無いので、このまま暗くなったら・・・と不安になり、足早に帰ったのを覚えている。現在は、桃源郷運動公園と綺麗な道で繋がっており、吊り橋も鉄製で安全、せせらぎが心地よい森林公園になっているので、桃を目当てに来た際に訪れてみてはいかがだろうか。