徳川家ゆかりの神社 紀州東照宮 和歌山市和歌浦

和歌山市 紀州東照宮(きしゅうとうしょうぐう)

今回は和歌山市和歌浦にある徳川家ゆかりの神社『紀州東照宮』をご紹介します。

和歌の浦には名所がござる、一に権現(ごんげん)』とうたわれた紀州東照宮。古くより『権現さん』の愛称で親しまれ、国の重要文化財としても指定されている徳川家ゆかりの神社です。

江戸幕府 初代将軍である徳川家康(いえやす)を神格化した東照大権現と、紀州藩 初代藩主の徳川頼宣(よりのぶ)を神格化した南龍大神が祀られています。

創建は寛永の前となる元和(げんな)7年(1621年)と非常に古い。重要文化財である本殿は、『権現造(ごんげんづくり)』という日本の神社建築様式の一つで、本殿と拝殿の2棟を一体化し、間に石の間と呼ばれる一段低い建物を設けているのが特徴で、『石の間造(いしのまづくり)』とも呼ばれる建築様式である。

駐車場から本殿までおよそ200メートル。本殿へは急勾配の侍坂と緩やかな石段の二通りのルートがあるが、緩やかな方でも手すりがなく、歩きにくいので注意が必要です。ただ、侍坂手前にある石造りの橋までくれば楼門や弁財天社を拝見することができ、巨大な神木なども必見です。特に石造りの橋の高さに驚かれることでしょう。

2015年8月6日、徳川家康の没後400年に合わて新たにステンレス製の鳥居が新たに建立されました。鳥居の高さ約6メートル、柱の太さは約50センチと従来の鳥居と変わらない大きさでありながら、1.6トンと非常に軽い。外観は石造りに似せた加工をされており通常は気づかないだろう。地震や腐食に強く、倒壊の心配もない万能の鳥居です。

和歌山市 紀州東照宮
住所:和歌山市和歌浦西2丁目1番20号

施設情報
駐車スペース有り(60分300円、延長500円)
トイレ有り

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