山中渓 わんぱく王国

阪南市 中山渓わんぱく王国

今回は、大阪府阪南市営、わんぱく王国にやってきました。平安の昔、天皇や公家といった人たちが、熊野詣に赴くとき、この山中渓あたりの熊野街道を盛んに行き来したそうです。そんな歴史的にも、ゆかりのある、わんぱく王国の特徴は、豊かな自然に抱かれた公園であり、芝生広場や複合遊具、特に山の急斜面に設置されたローラーエクスプレス(すべり台)は圧巻で、着地点には巨大(高さ10m長さ21m幅5m)な肉食獣(ディメトロドン)に飲み込まれながら滑り台が通過する演出になっていて、大人も子供も楽しめること請け合いです!

そのほか、標高約210mの山の頂上には木造の立派な展望台や、山の急斜面を利用した「ジャックと豆の木」のアスレチックコースがあったり、園内に小さな子供用の小川も配されていたりと、ご家族連れで訪れるにはもってこいの公園だと思います。

歴史的な環境にあって、付近の家々も立派な家が目立つ、熊野詣に赴く天皇や公家のために、この山中渓にも2ヶ所の休憩所が設けられていたらしい。当時たいそうな華やかさではなかったかと想いをはせらす。さて、わんぱく王国について、無駄を感じさせない公園だと思う。自然・広場、遊具、園内施設等を調和させ、山の急斜面をうまく利用するなど、環境に寄添うかたちで、それぞれが絶妙なバランスを保ちつつ、無駄なく機能している公園だと思う。

阪南市 わんぱく公園

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